憲法9条と平和の重みを感じた特攻隊の平和記念館を訪問千葉県農民連女性部 あらぐさのつどい
5月26日、寒空のなか、千葉県農民連女性部「あらぐさ」の会員37人が、「あらぐさのつどい」に参加しました。3月にオープンし、会員も加工品などを納めている佐原市の「道の駅」に集合。知っている名前を見つけては、楽しく騒いで買い物しました。 その後、「つどい」の目玉企画の一つ、今年2月にオープンしたばかりの予科練平和記念館(茨城県阿見町)を訪れました。予科練生の日々の生活、家族への思い、戦地へ赴く不安、特別攻撃隊として死を覚悟しなければいけない悲しみなどを、体中で感じることができました。また、家族と離れがたい純粋無垢(むく)な10代から20代の若者たちが、猛特訓を受け、戦地に赴き、特別攻撃隊として尊い命を落としていく姿に、涙を流さずにはいられませんでした。 多くの参加者から、予科練生を自分の子や孫と重ねて「戦争はもういやだ」という感想が多く出されました。沖縄県の基地問題で、米軍基地に反対する県民の気持ちが自然と伝わってきました。戦争放棄を誓った9条の重みも感じました。
帰りバスの中で、感想を出し合いました。道の駅に加工品を出している会員は、「どうやってリピーターをつけて、ほかの商品と競合し生き残っていけばいいか」など、意見を求める声もありました。 また「農家は家族仲が良くても悪くても、毎日顔を合わせて仕事をしなくてはいけないので、男性ばかりではなく、女性たちも気分転換が必要。またぜひ誘ってください」など、初参加の方からの感想もありました。 (千葉県農民連 小島朋子)
【訂正】 929号(6月21日付)3面「紀州南高梅、深刻な低温被害」の記事中、「南部川町」は「みなべ町」の誤りでした。おわびして訂正します。 (新聞「農民」2010.6.28付)
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[2010年6月]
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