「農民」記事データベース20100621-929-18

食健連

国民の食料と健康
守る20年のあゆみ(2/2)

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国際連帯活動大きく前進

WTOに関する国際シンポ成功
食糧主権は世界の流れに

 食健連運動のなかで大きく前進したのが、国際連帯活動です。2002年2月20、21の両日、ヨーロッパ、アメリカ、韓国、そして日本の農民団体の代表がパネリストになった「WTOに関する国際シンポジウム」には、第2会場もいっぱいになる650人以上がつめかけました。

 参加者から「世界のどこでも同じように苦しみ、がんばっていることを肌で感じて勇気がわいた。世界の農民・消費者は手をつなぐことができる」「『レジスタンス(抵抗運動)は、いつも大きな視野を持った小さなグループから始まった。どんな国際的な行動も、小さな運動からしか始まらないのだ』というイタリアの人の言葉に勇気づけられた」という感想が、みんなの気持ちを代弁しているようでした。

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早稲田大学国際会議場で開かれた国際シンポ。−「学んで勇気がわいてきた!」

 その後食健連は、国際的な農民組織「ビア・カンペシーナ」などの国際的な活動に参加し、食糧主権の確立に取り組んでいます。


20周年記念誌を発行

食健連

 全国食健連は20周年を記念して、『いのちの源、食を守って20年―全国食健連のあゆみ』を出版しました。関係者の座談会や、各界からのメッセージ、年表と資料など4部で構成。(A5判・127ページ)

▼定価 600円(まとめ注文には割引あり)
▼注文・問い合わせ先 TEL 03(3372)6112

(新聞「農民」2010.6.21付)
ライン

2010年6月

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