「農民」記事データベース20091026-898-07

ふるさと産直みほん市2009

11月17日(火)午前10時半〜午後4時
日本列島3000キロ
産地がまるごとやってくる!
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東京都大田区・産業プラザ大展示ホール

関連/日本列島3000キロ産地がまるごとやってくる!(1/4)
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 「母ちゃんの手前みそ」集合

  農民連女性部
 今年の女性部のスローガンは、「作って売って希望を広げよう」―このスローガンを実践できる絶好のチャンスがやってきました。

 女性部総会では「販路を見つける絶好の機会。見本市では、農産物のほかに、農家民宿も紹介して、一人でも多くの消費者に自慢の地域と農産物を届けていきましょう」と提案。「女性が参加しやすくするために、女性が主に加工し、販売しているものはなんだろう?」と相談すると、一人でもグループでも作っているのがみそでした。

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みんなでみそづくり―長野・飯伊農民組合の女性たち

 米、麦、豆とみそに使う原料はさまざま。伝統的な日本の調味料は、そのまま地域の食を紹介することにつながります。首都圏に広がる郷土食のお店や学校給食に使ってもらいたい。そんな思いをこめて、「母ちゃんの手前みそコーナー」に多くの女性組合員が参加しようと準備しています。当日は、冊子やサンプルも配布して、“希望の種”をまいていきます。

 「地域の資源生かす」を大切に

  福島と静岡 見本市向け会議
 福島県農民連は10月2日、見本市にむけて担当者の打ち合わせを行いました。今回の見本市がどんなコンセプトで行われるのかを議論し、計画を出し合いました。

 前回の反省から、「今ある商品を紹介するだけでなく、地域の資源を生かし実需者と作り上げて商品化していくことが大事だ」と話し合いました。また、展示の仕方も工夫し、「雑穀だけを紹介するのではなく、乾燥する風景を再現することも必要だ」「グリーンツーリズムやスローフード、農業体験なども紹介できるようにしよう」など、活発な意見が出されました。

 農民連だけに限らず、地域でがんばっている農家や加工組合、旅館などにも出展を呼びかけていくことも提案され、見本市にむけて気合が入ってきました。

 静岡県農民連は、見本市に向けて、実行委員会を結成して取り組みを進めています。静岡といえば、お茶にみかん、わさびなど。それに名勝、富士山に駿河湾…。

 「お茶の野だてをして来場者を迎えよう」「富士山のパネルがあったらいいね。県に協力を要請してみよう」「原木シイタケも紹介したい」「農協にも声をかけ、特産品を出してもらってはどうか」など、いろいろと思いをめぐらしています。

(新聞「農民」2009.10.26付)
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2009年10月

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