「結の風らぷそでぃ」公演祝い青年劇場で収穫祭
青年劇場が、農をテーマにした新作「結の風らぷそでぃ」を上演しています(本紙既報)。9月23日、青年劇場と食健連、農民連は、公演の成功を祝って「収穫祭」を同劇場のけいこ場で開催。出演者と観客が、各地の産直組織から運ばれた農産物を囲んで交流しました。 「結の風らぷそでぃ」は、農家を継ぐ決意をした20代の女性が、祖父の応援を受けながら、米の有機栽培に挑戦していく物語。農地法「改正」などの背景も織り込まれており、脚本づくりにあたっては、農民連の本部や会員農家も協力しました。 収穫祭では、食健連の坂口正明事務局長、農民連の石黒昌孝事務局次長があいさつ。石黒さんは「日本の農業の現実を理解してもらうえで、大きな力になる作品に仕上がった」と賞賛しました。
出演した俳優らは、役作りのために農業体験をした苦労などを披露し、主演の秋山亜紀子さんは、「百姓は食べものには困らない。もうからなくても楽しく生きていける、というところでお客さんの強い反応があります。農業に対する共感と期待が伝わってきます」と語りました。
(新聞「農民」2009.10.5付)
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[2009年10月]
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