読者からのお便り
私を励ましてくれる新聞「農民」北海道 諸星 実今、ここオホーツクに面した地方では、砂糖(グラニュー糖)の原料となるビートの育苗作業が始まりました。たくさんとれればそれなりの収入が見込めたのに、品目横断対策によって頭打ちになります。乳量でも前年度より搾ることが許されず、経費の削減とか暮らしを切りつめることしか道はありません。その経費ですが、農機具の修理の場合、ギリギリまで使っているので直すところも多くなり、トラクターでは100万円にもなってしまいます。 いま支えになっているのは、全国の同じような仲間がいることを新聞「農民」でみることです。いつも励まされています。 畑地かんがい事業の支払いと環境リース事業の堆(たい)肥舎支払いのため、あと11年やめるわけにはいきません。がんばってやっていきます。 (小清水町)
野菜の廃棄は農家のエゴではない青森県 藤原 之子新聞「農民」3月5日号で“アッハッハッハ…”を読みました。「田舎まんじゅう」はどう作るのかな?キャベツや大根の廃棄作物の話題が、何度かテレビに出ました。それのなかで補助金を受け取る農民のエゴと感じている人が多くいることを知りました。 もったいないことをする、廃棄するのなら、タダであげればいいのに…と。 「そこから一歩踏み込み、農家の立場にたって現状を考える目線をもたなくては」と、まじめな人も言うのです。 大企業の減税こそ「エゴ」だと、報道してほしいものです。 (青森市)
ひどい格差社会 サァ声あげよう東京都 小俣 朝子約45年間、同じ職場で労働条件の改善を求めながら組合活動を続け働いてきましたが、一昨年、定年退職しました。今は、年金者生活です。小泉内閣時代、「百年安心の年金」と自民党・公明党などが言って成立した法律。現役の半額を維持するというのは、「ウソ」でした。私の場合、半分以下です。 ここ2、3年の間に悪くなっています。格差社会はますます深刻になっています。ダマッテいたらダメ。声をあげていきましょう。 (日野市)
とっても楽しい「農のこころ」宮城県 佐川 和子「丸山美沙夫さんの農のこころ」が、とても楽しい。俳句はやったことがないが、このようなすばらしい句に出合うと光景が目に浮かび、なんともうれしい。また新しい季語に出合うと頭が良くなったような気がして使ってみたくなります。ずっと連載して下さい。(富谷町)
少ない積雪で水不足が心配です広島県 有末 文雄世羅地方も地球温暖化の影響か、今冬は積雪10センチが1回しかなく、春先から夏にかけての水不足が心配されます。例年だと積雪は数回もあります。高い気温に心配しながらヒノキの植林の枝打ちを行っています。暖かいので、畑の雑草がよく伸びています。 (世羅町)
農と食を支える人になれたら…岡山県 門屋 順子暖冬の2月、ふれあいセンターいっぱいにベテラン農民・男女が集まり、春野菜を勉強しました。「野菜・土・肥料」と題して、地元で種の研究をしている人を先生にお願いしました。少々むずかしい話もありましたが、昼食も忘れて熱心に質問する人もたくさんいました。これで日本の農、食を支える人になれると、一人うれしくなりました。(新見市)
(新聞「農民」2007.3.19付)
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[2007年3月]
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