“アッハッハッハ〜”
3回笑って食べました
岩手県農民連女性部 加工交流会
湯っこさ入って、いっぱいしゃべって
「なぁんかおもしろい。なぁんか魅力的。なんでも話せていろんなことが聞ける女性部だよ」との呼びかけに、普段着で気取らず、自分たちのやりたいことや要求を実践している岩手県女性部を訪問。二月十七、十八日、総会と二回目になる加工交流会に参加しました。
みんなが楽しみにしていた加工交流会。講師はみんな、女性部の母ちゃんたち。「田舎まんじゅう」作りでは、菊池公代さんが粉をこねる時の“とっておき”を紹介。生地を寝かせている時間も、手早くできる「油焼き」を作り、みんなで試食。「三色ばっとう」は初物なので、みんなで東に向かって三回、“アッハッハ〜”と笑ってから食べました。夕食は各自の持ち寄り料理、四十五品目に舌鼓。さらに糠盛文江さんが、疲れをとる「操体法」を伝授して、腰や肩の痛みをとる方法も教えてもらいました。
女性部活動の魅力は、“やりたいこと”アンケートに自分の要求を書き込み、単組や県で実現していくことです。多田睦子さんは「今後の暮らしが心配」と、「年金のことを勉強したい」と書き込みました。「初めての参加でしたが、姉妹のような集まりで、スーっと入っていけてよかった」と話す菅原まさ子さん。参加者は「湯っこさ入って、いっぱいしゃべって、笑って食べて…。持ってきた料理もおいしいとほめられてうれしかった」と満足していました。
(農民連女性部 藤原麻子)
(新聞「農民」2007.3.5付)
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