遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンGMナタネ 自生調査スタート広がり監視を強める
「遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン」が、昨年に引き続き、GM(遺伝子組み換え)ナタネの自生調査を全国で行います。三月七日、自生調査のスタート集会を都内で開きました。(写真〈写真はありません〉) キャンペーン代表の天笠啓祐さんは、GMナタネの自生が港、幹線道路のほかに、内陸部や住宅地などにも広がっていた、昨年の調査結果について報告。GM作物の栽培面積の世界的な広がりのなかで、自生調査などの監視活動を強める意義を強調しました。 調査結果の報告集会を七月上旬に計画。天笠さんは「農民連の調査結果とあわせてアピールできれば」とのべました。 遺伝子組換え情報室の河田昌東さんは、独自にナタネの各輸入港周辺と、そこから外部に連なる道路や飼料・製油工場を調査。GM西洋ナタネが国内で多年草化し、世代交代を繰り返している実態にふれ、国内栽培種や野生種との交配の危険について紹介しました。 河田さんは「GM植物の自生が広がれば、取り返しのつかないことになる。環境や農業、食卓にのぼれば健康への影響は計り知れない」と警鐘を鳴らしました。 参加者は、簡易キットを使って、検査方法の実習を行いました。
(新聞「農民」2006.3.20付)
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[2006年3月]
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