「農民」記事データベース20051121-709-08

読者からのお便り


“農協解体”記事で少し問題わかる

佐賀県 新  雅子

 新聞「農民」(11月7日付)の2つの記事がずしりと心に残りました。

 1つは“農協解体は何をねらう”です。来春卒業予定の孫息子が農協に就職が決定したからです。わが家は農家ではありませんが、幼い時から花や野菜を育てるのが好きで庭に畳2枚ほどの畑を作ってもらい、農業系の高校で学びました。合併の話を聞いて不安に思っていましたが、記事を読んで農協の問題が幾分わかりました。

 次に、読者からの一文で盛岡高等農林本館が重要文化財になっていると知り、うれしく思いました。戦中戦後のしばらく、父が高等農林の実験農場長をしていました。宮澤賢治のルーツの一つでもある盛岡高等農林、末永く大切にしてほしいものです。

(東松浦郡玄海町)


農家だけの新聞かと思っていた

石川県 牧  孝輔

 県連へ新聞「農民」を申し込みました。早速送ってきました。WTO香港閣僚会議の特集です。詳細がよくわかりました。「農民」のおかげです。小学生の同級生に農業を専業にしている友人に購読を勧めたいと思います。

 「農民」は農業をしている人の新聞かと思っていましたが、さにあらず日本の農業の先行きを心配し、農家の方たちが安心して農業を続けられるかどうか心配している人に大いに宣伝し、購読してもらうべき新聞だとわかりました。

(金沢市)


港内に積まれた輸入食品をみて

愛知県 大家 信義

 名古屋港の輸入食品を見学してきました。中国産の野菜類が積み上げてあり、半年前のゴボウもありました。虫もわかずカビもはえず、ちょっと不気味です。某ハンバーガーの「新発売ゴボウのバーガー」の旗がなびいているのを思い出しました。細く切り味をつければ、古い・新しいはわかりません。ハンバーガーの好きな若い人たちはこんなことを知っているのでしょうか。
(名古屋市)


食材の味が出て食材の味が出て

兵庫県 上野 有治

 生まれて初めて入院生活を体験しました。退屈な毎日、食べることだけが楽しみになりました。私は食べることに、あまり興味ないけど、よくかんでみると「こんな味であったか」と思うほど、素材の味が出ておいしいのです。長い間、「食の欲望」を満足させなかったのは大きな損失でした。病院は野菜が少ないから便秘になり、その大切さを知りました。

 アメリカ肉が使われている「吉野家」へ一度行ったことがあります。病院食から考えると、ただ塩辛いだけで、あとから水ばかり飲んでいたことを思い出しました。

 病院のご飯は産直米には遠く及ばないと思います。味がない。改めて産直米の「おいしさ」を感じたのです。今はよくかんで味わっています。

(神戸市)

(新聞「農民」2005.11.21付)
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2005年11月

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