「農民」記事データベース20050801-694-11

新規就農して5年軌道に乗った桃づくり

岡山県 大西 正人さん


贈答用の注文殺到出荷に大わらわ

 愛媛県での鉄工所勤めをやめて、岡山県で桃づくりを始めた大西正人さん(新聞「農民」二〇〇一年七月二十三日付で紹介)。桃を作り続けて五年がたちました。「石の上にも三年」という諺(ことわざ)がありますが、なかなかどうして、今では地域の名物男です。

 樹園面積も広がりました。人手不足のため、今年は岡山県西農民連の岡部彰敏さんが週三回、袋かけや収穫などの手伝いに出かけています。岡部さんのほかにアルバイトも雇っています。七月七日、岡山産の代表格で一番おいしい「清水白桃」の袋かけも終わり、いま、早生種の「竹井白桃」を出荷しています。

 西日本は、六月末まで雨の少ない日が続き、水不足で大変でしたが、七月に入って大雨続き。桃の玉割れが心配です。二十五日ころから「清水白桃」が出回ります。大西さんの桃は評判で、出身地・愛媛県の新婦人や知人、友人などから贈答用の注文を受け、うれしい悲鳴を上げています。

 ご注文・問い合わせは、岡山県西農民連(電話)086(281)4544まで。
(岡山県連 黒岡秀幸)

(新聞「農民」2005.8.1付)
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2005年8月

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