食と農、日本の大地を守れ

食料自給率の向上の国民的大運動を!!（2/2）

危険いっぱい輸入食品

　中国産の冷凍野菜には、発ガン性や遺伝毒性がある農薬が基準値を超えて残留。これらを使ったファミリーレストランのメニューからも残留農薬を検出しました。

　

危険な輸入食品を告発――農民連食品分析センター パン

品　名	マクドナルド	農薬名	残留量（ppm）
ハンバーガー	マクドナルド	マラチオン	0.026
ハンバーガー	ロッテリア	マラチオン	0.005
ハンバーガー	モスバーガー	マラチオン	0.029
オールドファッションドーナッツ	ミスタードーナッツ	クロルピリホスメチル マラチオン	0.013 0.015
食パン	伊藤製パン	クロルピリホスメチル	0.022
食パン新食感宣言	山崎製パン	クロルピリホスメチル	0.014
さきたまロール	埼玉県学校給食会	検出せず

　「外国産小麦で作ったパンからはほとんど残留農薬が出てきます。一方、埼玉 県の『さきたまロール』など、国産原料のパンからはまったく検出されません」と石黒昌孝所長（上表）。こうした分析結果 が反響を呼び、学校給食に国産を使う運動へと発展しています。

　あなたの食卓に出回るＧＭ食品

　これらから国内に出回るＧＭ食品の割合を算出（上図〈写真はありません〉）。すでに大豆の六割はＧＭが占めています。

　選挙後にねらう米国産牛肉解禁

　ＢＳＥが発生したにもかかわらず、ロクな検査もしないアメリカ。日本の全頭検査に難クセをつけて、政治的な圧力でこじ開けようとしています。

　アメリカの圧力にからっきし弱い小泉首相を、このまま居座らせておくわけにはいきません。

安くて危険な塊・輸入食品

左アメリカ産牛肉99％の吉野屋の牛どんは、販売中止に

　菅原文太さん　「いい大人が、牛どん屋やマクドナルドに並ぶのはやめよう。みっともない。お弁当を食べよう。そういう大人の姿が、子どもたちにいい影響を与える」（国際コメ年記念シンポジウムで）