県北農民センター茨城でもSOSの仲間に救いの手インターネットからよびかける
新聞「農民」の「田んぼはオレたちにまかせろ―大ケガの仲間に救いの手」(五月十九日号一面)に目を落としていたら、東海村の沢畠武也・農民センター理事(75)から突然の電話。「ふみやん(同理事の川崎冨美男さん=72)の足が駄目になった。誰か田植機を動かしてくれ」。 さっそくインターネットで仲間へ連絡をとりました。翌日、先遣隊として出張ってみると、川崎さんが近所の仲間三人と田んぼに出ていました。 実は彼、二十日ばかり入院、退院後すぐに田んぼに出て、代かき、畦ぬりとフル回転。いよいよ田植えというところで足がまったく動かなくなってしまったのです。でも一日休み、仲間に連絡もとれ、痛みも引いて、なんとか立てるようになりました。「寝ていて萎えてしまった足を急に酷使したらしい」とは、本人の感想。奥さんも「みなさんに心配をおかけしますね」とうれしそう。 当日、張り切って田植機に搭乗したのは、電話をかけてきた沢畠さん。夕方降りだした雨に「もう少しできたのになぁ。明朝一番でやっぺぇ」と残念そうでしたが、翌朝は「肩が痛くて駄目だ」と案の定、リタイヤ宣言。実はここ数年息子さん任せで、久しぶりの作業だったのです。しかし仲間の暖かい気持ちに触れたのが良かったのか、川崎さんは回復し、最後の田を植え終わって破顔一笑、「よかった、よかった。大満足」(写真〈写真はありません〉) 仲間の心強い応援に、「農民連ここにあり」―また株をあげました。 (茨城・県北農民センター大野 憲治)
親子で手分けしてサツマイモ苗植え加美町農業守る会加美町農業を守る会は五月二十五日、新婦人産直を行っている神戸市灘区の消費者とサツマイモの苗植え交流会を行いました。この交流会は毎年行っているもので、今年はバス一台で親子合わせて四十人近くが参加しました。 苗を植える人、水をやる人、余った苗を植えるためにもうひと畝マルチを張る人など、手分けをして午前中で 植付け 完了。その後は、組合員手作りのおいしい昼食を食べました。(兵庫農民連・上野信行)
(新聞「農民」2003.6.16付)
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[2003年6月]
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