お米屋さんとの交流会7月21日 農民連が都内で開催
「命をつなぐ米を産地丸ごと届けたい」――農民連は、東京の米屋さんとの大交流会を開きます。米を作る農家、それを売る米屋さん、買って食べる消費者が、それぞれに尊重される社会を築く第一歩にしようと計画されたもの。 交流会は、東京城南食糧販売協同組合に加えて東京の米卸、日本マタイ株式会社が協力。日本米穀小売商業組合連合会の長谷部喜通理事長が、組合の新聞を通じて参加を呼びかけ、米業界紙は予告記事を載せ、当日も取材に入るなど、業界も注目しています。 農民連はこれまでも、東京・大田区や三多摩地域の米屋さんの店頭で大収穫祭を開くなど、街の米屋さんを応援してきました。米卸が仲立ちになって米屋さんと生産者をつなぎ、顔の見える米を消費者に届ける準産直米も年々増えています。 同時に、米屋さんからは「米づくりの情報がもっと欲しい」「今年の作柄がちょっと心配。どうなのか知りたい」など、注文や期待の声があがっています。それに応えて、交流会には、東北・北海道、関東、北陸の農家が、今年の作柄や米づくりの特徴、栽培履歴などの情報を持ち寄ります。また、「参加した米屋さんにも大いに意見を述べてもらおう」「おいしい食べ物、飲み物を囲んで大いに交流しよう」と、米屋さん、米卸と農民連が実行委員会を作って準備を進めています。 事務局長の横山昭三さん(農民連米対策部)は、「農民に米作りをあきらめさせる農政は決して許さない。こんな思いを都会でがんばっている米屋さんと共有したい」と、意気込みを語っています。
7・21お米屋さんとの交流会日時 7月21日(日)午後2時〜4時 (新聞「農民」2002.7.8付)
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[2002年7月]
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