読者からの反響「“農”を考える子どもたちからメッセージ」の記事(4月9日付)の中で、青森県十和田市の升沢江里さんが書いた「お父さんのお仕事」の作文に読者から次のような反響が寄せられています。(編集部)
江里ちゃんにから声援北海道 井上 勤升沢江里さんの作文を拝見しました。とても小学四年生とは思えない、しっかりした考えに深い感動を覚えました。また、家族との絆の深さにも、あらためて感動させられました。このような子どもが育つ家庭や社会がある限り、日本農業の再生に期待が持てます。心から声援を送りたい。 (元小学校教員、73歳)
お米を大事にする気持ち秋田県 小林あさ子江里ちゃんの作文のなかに「お米一つぶ一つぶ大事に食べなさい」とお父さんから言われ、「はい」と答えているけれど、江里ちゃんは四年生でその理由がわかったんですね。江里ちゃんは偉いと思いました。また、「農業は大変でつかれるけど楽しい」とお父さんが言いました。これはお父さんのストレス解消にも役立っているかもね。農業に従事する人が増えてほしいと願う気持ちも大切なことだと感心しました。
五年生を担任した思い出新潟県 渡辺 護退職二年前の五年生担任時のことを思い起こしています。たった一坪の学校田で始まった米作り。泥虫退治、いなご退治、さらにはイモチ病を経験しました。あまりにも狭すぎるので、農家に頼んで稲刈りをさせてもらい脱穀、みすり、精米、なんと苦労多い仕事だったことか。子どもたちは自動精米機にかけることを拒否して、ビン精米のままで、おいしいご飯を作りました。
(新聞「農民」2001.4.30・5.7付)
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[2001年5月]
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