農民連第十三回大会決議案
21世紀!国民諸階層と団結して
WTO協定改定を農業・農山村の復権を
二〇〇〇年十二月五日農民運動全国連合会常任委員会
V 二十一世紀の幕開けを 意気高く切り開こう
二十世紀、とくに戦後に確立された農業政策の三本柱耕作農民が農地を持つこと、価格保障、国境措置をすべて台無しにして二十一世紀に突入するという無謀な政治を続けている自民党は、昨年の衆院選では得票率が史上最低の二三%にまで低落し、森首相不信任をめぐる事態が国民の不信をさらに増大させるなど、自民党政治の終わりを告げる時代に入ってきました。
農民連が二十一世紀の早い時期に数十万の組織をめざし、すべての会員が集落を基礎に活動するなら、「日本には農業と農村が必要だ」という世論を確立し、農業と農山村の復権を勝ち取ることは必ずできます。
二十一世紀の幕開けのこの一年を、この大きな目標を達成する第一歩にするため運動・政策・組織方針をみんなで練り上げ、全国が一つになって、意気高く前進しようではありませんか。
(新聞「農民」2000.12.25付)
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