映画「郡上一揆」

先人のたたかいに学び農民運動の活力に

　岐阜県郡上（ぐじよう）の人たちの多年の願いであった「郡上一揆」の映画が、多くの人たちの協力で完成しました。招待を受けて試写会に行ってきました。

　新聞「農民」（8月7日付）でも詳しく紹介されましたが、「郡上一揆」は江戸時代最大の農民一揆。理不尽な搾取に対して、死を覚悟して立ちあがった農民たちのたたかいを事実にもとづいて映画化されました。

　映画を創るにあたって、多くの人が寄付金や出資金を出し数億円の資金を調達し、延べ三千五百人がエキストラになって出演しています。

　主役の緒形直人さんは「ストーリーの中で定次郎役の私が牢に入れられるところにいたエキストラの人が本当に泣いてしまった。こんな映画は初めてだ」と語っていました。

　全国で上映されます。団体で申し込んで上映することも可能と思います。連絡してくださればお手伝いをします。先人に学び、たたかいの活力になることを願っています。

　岐阜県農民連の岩田まで連絡ください。連絡先＝電話0574―26―5204（ＦＡＸ兼）

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　一般公開は、地元・岐阜で十一月十一日から、十二月二十三日からは東京、大阪、名古屋などで上映されます。