うけた“地場の新鮮な農産加工品”商店街に活気を呼んだ岩国食健連が空店舗で野菜即売
山口の岩国食健連は「安全、新鮮な地場の農産物と加工品を」の合言葉で、岩国市の岩国駅前中通り商店街の空店舗を借りて、十一月二十一日に農産物と加工品の即売を行いました。 店舗には、ダイコン、カブ、白菜、小松菜、サトイモ、ホウレンソウ、ニンジンなどの野菜からリンゴ、ミカン、柿などの果物、大豆畑トラストで取れた大豆の手作り豆腐、味カイ、コンニャク、ワサビ、岩国寿司、巻き寿司が並べられました。先着六十人に進呈するミカンは、五分でなくなるなど、大にぎわいでした。 同商店街は、量販店にお客をとられて空店舗が目立ち、日頃は閑古鳥が鳴いている状況です。即売で久しぶりに活気づきました。商店会の松井理事長がさっそくあいさつにきて、「一回限りにせず、今後も続けてもらえないか。商店会としてもできるだけ協力したい」と申し込んできました。農民連は体制を整備して、週一回程度、即売できるように検討しています。 (山口県連 金子昭二)
茨城・食健連と共催茨城の阿見町有機農産物供給センターと県南食健連共催の第十一回産直まつりが十一月十三日、同センターで開かれ、千人を超える人が参加しました。今年も阿見町とJA阿見町の後援を受け、町長が「阿見町と県の農業を守るうえで大事な役割を担っているセンターを今後とも応援していきたい」とあいさつしました。 安全でおいしい阿見センターの野菜の大特売は、ほぼ売り切れ。農家のお母さん手作りの産直汁は無料で振る舞われ、行列ができて午前中でなくなるほどの人気を博しました。 舞台では、阿見町実穀の源太ばやし愛好会が笛や太鼓と華やかな踊りを披露したり、生産者の指導で親子で作った竹とんぼを飛ばすコンテストなどが行われました。 (阿見町有機センター北野輝希)
(新聞「農民」1999.12.13付)
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[1999年12月]
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