許せない悪徳商法! 追及第3弾米どころ新潟でも「ニセ新米」発見イトーヨーカ堂など販売の8品目中、5検体から/収穫祭会場での古米テストで
本紙は首都圏を中心にこれまで「ニセ新米」の悪徳商法を追及してきましたが、米どころの新潟でも農民連食品分析センターのテストの結果、「ニセ新米」が販売されていたことが明らかになりました。十一月二十七日に開催された講演と収穫祭の「古米識別コーナー」でのことです。 新潟市内のイトーヨーカ堂などで販売されていた新米を農民連食品分析センターの鮮度判定液を使用して検査した結果、別表のように、八種類を検査したうち、古米の混入や鮮度低下が五種類あり、混入していないものは三種類でした。
新 潟「かがやく明日への人づくり食・教育・地域を考える」講演と収穫祭が十一月二十七日、新潟市の市立明鏡高校で開かれ、約百七十人が参加しました。主催は「ゆきとどいた教育をすすめる新潟県民の会」など。藤岡貞彦一橋大名誉教授が「地域に根ざす教育のしごと」と題して記念講演のあと「お楽しみ99収穫祭」が行われました。参加者全員に、おこわと豚汁が配られ、郷土食の会、新婦人、農民連の自慢料理の模擬店も開かれ、にぎわいました。農産物、加工品の直売コーナーも設けられ、農民連も出品しました。 ひときわ注目を集めたのは、農民連食品分析センターの「古米識別検査コーナー」。東京からかけつけた同センターの八田純人さんが、市内のイトーヨーカ堂、ダイエー、ジャスコから買ってきた米をテストし始めると、人垣ができ、八田さんが結果の発表をと解説すると驚きの声があがりました。
(新潟県連 松井三男/新聞「農民」1999.12.13付)
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[1999年12月]
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