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続・我田青春/第4話

待ってた! 家族連れで餅つき


 五月の田植えからちょうど半年、いよいよ育てたお米を食べる時が来ました。そう、今日(十一月七日)は、収穫祭を兼ねた餅つき。夜中降った雨もあがり、朝から薪を炊いて米を蒸かし、ペッタンペッタン。試食用に配る分も含めて、七臼つきました。

 お昼は、つきたて餅を、お雑煮、アンコ、納豆、大根おろしで、「いただきまーす」。今回は、船橋市内の知り合いのご家族が参加して、とってもにぎやか。待ちわびた子どもたちも、次々と「おかわり」し、一臼分のお餅をあっという間に平らげて、大満足でした。

 参加した三浦さん、鈴木さんの感想を紹介します。

忘れられない味 「おかわり」連発

 「おかわり」「もうひとつおかわり」、秋の餅つきの日に食べたお餅がとてもおいしかったらしく、四歳の息子(亮一郎くん)は、何回も私に言って食べました。

 春には、初めての田植えも体験させていただきました。田植え機も初めての経験。とにかくまっすぐ進みません。長靴も沈んでしまい、思うように体が動きません。なんとか植え終わった時、ホッとしました。

 つきたての玄米餅の味、忘れられない味です。来年もよろしくお願いします。

(三浦 猛)

黄色い稲穂に感激 素晴らしい自然の営み

 もち米を蒸かしてやわらかいできたてのお餅は、最高においしかったです。麻美(四歳)は秋、田んぼを見て「あー、みんな黄色だ」と言っていました。

 稲穂が黄色になり、こんなにおいしい米になって、自然の恵みは素晴らしい。また寒い冬が来て、春に種を播いて緑の早苗になり、夏は暑い太陽の日差しを受けて、やっと秋に田んぼが黄色に色づいて稲を刈る、そんな自然の営みが本当にありがたいと思いました。

(鈴木 くに子)

(新聞「農民」1999.11.22付)
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1999年11月

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