99グリーンウエーブ各地で展開宣伝・対話・署名など活発に
岩手 4コースでキャラバン岩手県食健連の「食と農業を守る」キャラバンが、十月十九〜二十二日、四コースに分かれて行われました。「コメ輸入はおかしい。農家がすっかりやる気をなくしている」(玉山村役場の農林課長)、「『豊作で米余り』なんて、農民をバカにしている」(安代町役場農林課長)、「遺伝子組み換えは心配だ」(舌崎農協)など、多くの自治体・農協が自給率向上・米輸入自由化反対という点で共感と期待を寄せていました。(岩手県農民連 岡田現三/新聞「農民」1999.11.8付)
山形 県内73ヶ所回って訴え「食と農、地域経済を守る山形県行動」では、十月十八〜二十二日、県内の農協の本・基幹支所(店)など七十三カ所を回って宣伝行動。最上地区のある組合長は、「みなさんが元気にやっていることに力づけられる。政策を転換させることは簡単ではないが、世論を大きくして自給率を向上させよう」と行動に賛同しました。
茨城 県西食健連が収穫祭茨城県西食健連の収穫祭が十月二十四日、百五十人が参加して結城市で開かれました。ステージでは、「食と健康を守ろう」をスローガンに、ヒューマンファーマーズのバンド演奏、わらび座の歌や踊りが披露され、実行委員長の西山克彦さんが、「みんなで大いに運動をすすめよう」とあいさつ。店舗では、会場となった菜の花畑からとれたナタネ油であげた天ぷら、富山農民連の国産小麦粉でつくったうどん、産直野菜、産直肉のバーベキューと、安全にこだわったものばかり。初めて来たという女性は、「新鮮な野菜がとても安いのでたくさん買いました」と語っていました。 (県西農民センター 松本敏男/新聞「農民」1999.11.8付)
愛媛 自治体、農協などを訪問愛媛県食健連のグリーンウェーブは、十月十二〜十五日まで取り組まれました。県農協会館前で開かれた出発集会には七十人余が参加。愛媛県農民連、コープえひめが決意表明し、県中央会も激励あいさつ。二コースに別れて、十四農協、三十五の自治体・教育委員会を訪問し、対話しました。また、松山市では、三十人余が参加してトマトを配りながら宣伝、国民署名を集めました。
(新聞「農民」1999.11.8付)
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[1999年11月]
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