各界から期待と励ましの声新聞「農民」わたしも読んでいます外米を輸入しながら厳しい減反、豊作を口実にした米価の買いたたき、ニセ新米を売りつける悪徳商法、押し寄せる遺伝子組み換え食品の追及などなどで活躍する新聞「農民」は、食と農をまもる人々の共同の新聞であり、頼もしい味方です。この新聞を一人でも多くの人々に広げていくために。各界の方々の「私も読んでいます」をシリーズで掲載します。(敬称略50音順)
多くの消費者に薦めたい
いのちをはぐくむ学校給食全国研究会代表 雨宮 正子 ミニマムアクセス米にしても、遺伝子組み換えの食品にしても事実にもとづいた情報がしっかり入っていて、とても参考になります。「問題だらけの輸入食品をやめ、安全な国産の食品をどうしたら手にすることが出来るんですか」との質問が出た時、私はいつも、「農民」の紹介された地域の活動を参考に話します。「農民」の内容は、消費者にとっても大変参考になります。一人でも多くの消費者に薦めていきたいと思っています。 「農民」を待っている人々のいることに勇気を奮ってしっかり頑張ってください。
勇気づけられる活力ある紙面
秋田県十文字町町長 西成 辰雄 定期的に着実に届く「農民」。農政にやるせない気持ちを抱く中で、全国の力強い動き、科学的な調査の報告など、新しい内容に勇気づけられています。それは町政の指針にもつながりますし、全国的な絆とも感じています。最近の米価、その基準価格に動かされる農政、地域で農業振興を着実にと願うなかで、「農民」の紙面に活力を感じながらこれからも努力したいと思っています。
市民運動に大変参考になる
海外市民活動情報センター代表 野村かつ子 とにかく新聞「農民」は生き生きしているのがいいですね。その原因は、一貫してアメリカの日本農業つぶしを追及して運動しているからですよ。私はアメリカのラルフ・ネーダーらと共に長年、市民運動を続けていますが、ネーダーは、「WTOは貿易の帝国主義だ」と言っています。自由貿易の名で日本農業を支配し、モンサントなど多国籍企業による遺伝子組み換え作物一色で塗りつぶそうという計画です。これは市民運動にとっても重大な問題です。 「農民」紙は、消費者運動や市民運動にとっても大変参考になります。 一言つけ加えれば、特定の組織、婦人団体だけでなく、もっとウイングを広げていってほしいですね。
食と農を守る頼もしい新聞
ジャーナリスト 増田れい子 新聞「農民」を頼りにしてます。ことし豊作を伝えられる日本のコメ、ところがそのあおりで何とあまってしまうおコメをたった六百円かそこらでエサ米にまわすというとんでもないニュースを最初に伝えたのは「農民」でした。組みかえ大豆の現地ルポも早かった。農業の現状、食料に関する内外のニュースを知らずしてジャーナリストはつとまりません。私の目となり耳となってくれている「農民」です。ありがとう。 いのちのもとの食料を守ることは、平和を守る基礎的な運動、いとなみです。食料の独占や商品としか見ないいわゆる市場主義にくみしない立場での新聞「農民」のますますの発展を期待しています。
消費者にぜひ読んでもらいたい
日本の伝統食を考える会 宮本智恵子 数多く購読している新聞のなかで、私はまず新聞「農民」を開封します。それは「農民」の記事が生き生きとしているから。農民連がたくましく活動しているのがよく反映されていますね。それに「農民」は、農業の実態と問題点が具体的にわかりますし、大会議案・報告など運動の方針もきちんと載っていて、私たち消費者団体にとっても運動の指針としてとても参考になります。 消費者と農民が提携して両方から農政に対抗していくことが基本。これからも期待しています。
(新聞「農民」1999.11.8付)
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[1999年11月]
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