消費者から大好評マンモス都市東京の地元野菜直売所東大和市/27戸が共同出荷
東京都東大和市で地元農家の農産物共同直売所が毎週火・木・土の三日間、開かれ、消費者から大変喜ばれています。 この直売所は、東京都ブランド化事業の一環として五月から開設され、東大和市農業育成クラブが中心になっています。出荷する農家は二十八軒で、四人編成で直売所の運営を当番で行っています。
直売所を開いても、売れるかどうかの心配もありましたが、開店前から行列ができるほどで、開設以来、ほとんど完売しています。
有機農業への関心が高まっているなかで、葛飾野菜に注目が集まっています。同会が栽培した野菜は、「元気野菜直売所」のコーナーで販売されます。
新潟・新津/すべて完売しました九月二十六日、久しぶりの秋晴れのもと、新津市で「第六回いのちと健康を守る市民健康まつり」(新津市後援)が開かれ、約二千人が参加。農民連下越センターは、菜の花会(女性部)を中心に他団体とともに出店、旬の健康野菜や果物など、用意したものすべてを完売しました。なかでも恒例となった親子餅つき大会では、つきたての餅をキナコで提供し、行列ができて飛ぶように売れ、新米の赤飯も完売、楽しい一日でした。新潟市内でも十月三日、新潟市湊地域で、「湊地域健康まつり」(約五百人)が開かれ、農民連下越センターも出店し、好評を博しました。この日はやや寒々とした天候で、大根、里芋、ジャガイモなどの根菜類や枝豆がよく売れ、用意したものはすべて完売。また、「遺伝子組み換えいらないキャンペーン」の一環として、国産大豆も登場、年配の参加者によく売れました。(新潟県連 松井三男)
香川観音寺「菜の花畑」直売所香川農民連の観音寺農民組合産直センター直売所「菜の花畑」は、毎週木、土、日曜日の午前七時から正午まで開き、朝採りの野菜などを販売し、消費者からも喜ばれています。店頭には野菜をはじめ、まだ温かい卵、花などが置かれて行列ができるほどです。出荷する組合員が品質と相場を判断して、自分で値段をつけています。卵を出している豊田栄さんは「野菜も外国産が入ってきて大変だ。私の卵はお客さんに来てもらうためにボランティアみたいな値段をつけている」と語っています。 うわさを聞いて初めて訪れた女性は「花が安い」と満足し、常連客は「新鮮なのがいい」と家族三人分を買い求めていました。 「菜の花畑」は、農民組合の組織強化と農家経営の安定をめざして五月に開設され、出荷者は五十人でスタートしましたが、現在では六十五人に。毎回、四十〜五十種類を出品しています。十一月二十、二十一日には、開催してから半年を記念する「収穫祭イベント」を行うことにしています。 (観音寺農民組合書記・香川和昭)
(新聞「農民」1999.11.1付)
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[1999年11月]
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