和歌山県知事選挙(10月14日告示)中津孝司氏、立候補へ「住みよい県つくる会」発表
和歌山県知事選挙が十月十四日告示、三十一日投票で行われますが、県農民連も加入する「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」は九月四日、中津孝司さん(52)=県農民連書記長・農民連本部事務局次長=を擁立すると発表しました。 記者会見に臨んだ中津さんは、七月に行った「登校拒否の子どもを持つおやの会」との教育委員会交渉、御坊第二火力発電が稼働しはじめてから田辺、日高地方で梅の立ち枯れが発生、これへの対策を求めた県当局との交渉を紹介しながら、「県が大型開発をすすめて県民一人当たり五十五万円の借金をつくり、農家や商工業者が苦しんでいる。県民にとって本当に冷たい県政」と指摘、「県民の声の届く温かい県政の実現をめざす」と決意を表明しました。
「会」と中津さんは、ムダな事業をやめ、県民が主人公の福祉と緑の和歌山県を基本姿勢に、(1)乳幼児、障害者、高齢者が安心してくらせる福祉の充実、(2)雇用を守り、農林水産業、中小工業・地場産業の振興など「六つの共同目標」について政策協定を結んでいます。 なお、同知事選挙には、現職の西口勇氏が出馬することになっています。
(新聞「農民」1999.9.20付)
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[1999年9月]
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