新農業委らが参加し研究交流会開く愛媛
愛媛県農民連は八月七日、ことし新たに選ばれ農業委員と農業団体役員の研究交流集会を今治市中央公民館でひらきました。 集会では、京都府農業会議参与・立命館大学講師の渡辺信夫氏が基調講演を行い、新農基法のもと「人、物、金、情報の地域循環」で、地域農業を再生、自給率向上を中心に自治体農政をすすめていくこと、その中で農業委員会の果たさなければならない役割を強調。 地域の実践報告では、(1)野村町営農指導センターの和気数男センター長が、畜産と野菜の地域複合で町の農業を振興させている経験を「自治体農政の四つの宝と生産農民の組織化」として報告(2)岩城村農業委員会の宮脇政敏会長が、レモンの産地化をめざし、島の活性化のため荒廃農地対策に取り組んでいる経験(3)今治市農業委員会元会長の砂田鹿義氏が、食料の安全と安定供給に関する都市宣言とその実践をはじめ、松山市など市街化区域の農地の重税の実態(県農民連税対部長)などが報告されました。
(新聞「農民」1999.9.6/13付)
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[1999年9月]
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