伝統食列車石川でも盛んな交流
伝統列車第十号は五月二十七日から三十日まで北陸路を走りました。伝統食列車を迎え入れた石川県農民連の西忠恭さんから現地リポートが寄せられました。
五月二十七日には、松任市で郷土食交流会が開かれました。料理の準備には、同市の食生活改善推進協議会の方々や新婦人、農民連の会員ら約三十人が集まりました。加賀レンコンの団子汁、太キュウリのあんかけ、鯛のからむし、かぶらずし、金時草の酢みそあえなど三十四種類が、九谷焼きの大皿に盛り付けられ、参加者を感激させました。 二十八日の七尾市では、同市朝市に参加している女性を中心に農民連会員ら二十人が料理の準備をしました。魚の一夜干し、イカ飯、すまじろガニの味噌汁、ゆべし、よしなのいしり漬、タニシ煮など二十七種類。もちつきもしました。調理したメンバーから一品ずつの説明や思いが語られ、参加者に驚きや共感が広がります。
料理作りに協力してくれた松任市の食生活改善推進協議会の会長は「大変良かった。私も伝統食列車に参加したい」と語っています。
(新聞「農民」1999.6.21付)
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[1999年6月]
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