全国一の花苗生産の規模を誇る埼玉県羽生市のハイフラワー（農事組合法人・石井正義組合長）が、開設一周年を記念して五月一日から五日間、「ハイフラワー春の大園芸祭り」を行いました。入場者は五日間で、十万人！　晴天にも恵まれ、東京や北関東近県からも消費者がおしよせ、花苗や産直野菜、園芸用資材が販売されました。
　ハイフラワー（農民連団体加入）はこの「祭り」を地域農業おこしと位置づけ、七十万枚のチラシを配布するなど、準備。埼玉農民連も企画・運営に参加。当日は二千坪の園芸ハウスの中で産直コーナーを担当。日高市の加藤牧場生産の牛乳やアイスクリーム、秩父農協のこんにゃくなどを販売、いずれも完売となる盛況ぶり。「米の自由化に反対し、日本農業の再建を」というチラシ三千枚も配布しました。