今年の大豆畑トラスト運動生産地リスト発表昨年の3倍以上、50カ所
大量に輸入され、表示もされないまま食卓に上っている遺伝子組み換え食品に反対し、消費者とともに安全な国産大豆を作ろうと、昨年から始まった「大豆畑トラスト運動」は、ことし二年目を迎え、全国に大きく広がろうとしています。
昨年は十五ケ所だった生産地が今年は北海道から九州まで五十ケ所と三倍以上に広がりました。作付面積も約七十ヘクタール以上が予定されています。 ことしは、(1)生産地が全国に広がったため、出来るだけ地場生産、地場消費を基本として、その地域、地域で消費者との提携をすすめる(2)種まき、草取り、収穫、味カイ作り体験など生産者と消費者との交流を盛んにする(3)安全な農産物を食べたいと願っている消費者の要求にこたえ、大豆以外にもナタネ、小麦、そばなど作物のトラストにも広げていく(4)トラスト参加の生産者は、「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」の会員(年会費五千円)となり、各地のトラストのニュースや最新情報をのせた会報(月一回)を送ることになっています。 大豆トラストへの参加申込みは、五月下旬まで。「生産者リスト」「大豆トラストの手引き」などの希望者は、五百円切手を同封して農民連本部まで申し込んで下さい。
(新聞「農民」1999.5.3付)
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[1999年5月]
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