長谷川会長が野党国会議員と懇談
農と食の危機打開に
役立つ基本法に
食料自給率向上を柱に賛同
農民連の長谷川敏郎会長は3月6、7の両日、野党国会議員を訪ねて、食料・農業・農村基本法改定案について意見交換し、食と農の危機打開に向けて力を合わせることを申し入れ、懇談しました。
長谷川会長は基本法改定に対する農民連談話と、3月4日付見開き面で特集した新聞「農民」を見せ、「基本法に値しない、国民を飢餓に導くものである」と批判。また、食料安全保障といいながら、自給率向上を投げ捨てて輸入依存を強め、いざというときには罰則を振りかざして増産や強制作付けを押し付けることは絶対に認められないと強調しました。
立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組の各党議員は、「全く同感」「このまま通すわけにはいかない」など基本的に問題点を共有し、今後、院内外で連携して運動を強めることを確認しました。
|
立憲民主党の横沢高徳参院議員(左)と懇談 |
|
日本共産党の田村智子委員長・参院議員(左)と |
|
立憲民主党の山田勝彦衆院議員(中央)と |
7
|
社民党の大椿裕子副党首・参院議員(中央)と |
「食料自給率向上を法的義務とすることを求める」署名の紹介議員と「自給率向上を放棄する農基法改定案は撤回を!」院内集会への参加を要請しました。また懇談では、今こそ野党共闘で農政の抜本的転換が必要だと一致しました。
(新聞「農民」2024.3.18付)
|