インボイスは廃止を!
俳優・ライター・タレントら参加
署名・宣伝行動 東京・新宿
消費税のインボイス(適格請求書)制度が昨年10月に開始されて初の確定申告直前の2月11日、全国各地でSTOP!インボイスの行動が行われました。東京・新宿駅前では、インボイス制度を考えるフリーランスの会(STOP!インボイス)が街頭署名・宣伝行動を行いました。
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各分野からの訴えが続きました |
開会あいさつでライターの阿部伸さんは、国税庁が「穏やかな船出」というインボイスが、各分野で生活を不安にさせていることを述べ、「これが本当に穏やかな船出か。ストップ・インボイスの声を政府、メディアに届けよう」と呼びかけました。
建設職人、俳優、アニメーター、タレント、税理士、ヨガインストラクター、書道家、作家ら多様な分野からスピーチがありました。
東京土建の石川信一さんは、取引先にインボイス登録を求めないと話し、「仲間・地域を守るために廃止まで運動します。衆院選で政治を変えよう」と呼びかけました。
タレントのラサール石井さんは「国民にとっては事実上の増税。一方で自民党は脱税。政治を一人一人の手に取り戻そう」と述べ、税理士の湖東京至(ことうきょうじ)さんは、「税負担とともに申告の手間がかかるのがインボイス。不公平な制度はやめさせ、消費税は廃止させよう」と訴えました。
(新聞「農民」2024.2.26付)
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