農民連
農水政務官に要請
能登半島地震
農業被害深刻
被害調査と被災農家への支援早急に
農民連は2月14日、農林水産省に対し、能登半島地震で被災した農家への緊急対策を求めて要請行動を行いました。
農水省は舞立昇治大臣政務官が対応。被災地からは富山県から水越久男県農民連副会長、石川県から宮岸美則県農民連会長、七尾市の万行希望の丘農園・西野勝一さんと坪内明さんが参加しました。
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舞立政務官(中央)
に訴える坪内さん(左手前)と西野さん(その隣) |
長谷川敏郎会長は「農業被害の把握が遅れている。能登は世界農業遺産にもなっており、国を挙げた支援を」と求めました。
西野さんは「今年の作付けに向けて水の確保が一番の課題」と述べ、坪内さんは「今年の作付けができない農家に補償などの支援を」と訴えました。
舞立政務官は「与野党の枠超えて支援が必要。東日本や熊本地震と同等の支援策を用意し、4千人以上職員も派遣して全容把握に努めている。査定前着工などもあるので自治体に相談してほしい」と話しました。
(新聞「農民」2024.2.26付)
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