旬の味
「一箸(はし)でも一口でも国産品を」。新聞「農民」昨年12月11日付紹介の冊子『小林節夫の足跡』での農民連元代表常任委員、小林節夫さんの言葉です▼農民連結成(1989年)の数年前、当時、農民連の前身・農民懇事務局長の小林さんが全国を訪間。わが家でも数人の農民と夜更けまで語り合いました▼小林さんが「農民組合は政治団体ではない。農業を守るために、要求を実現するために団結して運動する団体だ」と言われ、そのときはその言葉がよく理解できませんでした▼私たちは、地域で要求実現のために「減農薬の稲づくり」「税金の自主申告」「消費者との話し合いによる販売」等の学習会を、新聞折り込みで案内し、農協にも協力を依頼して消費者にも呼びかけ開催。税金集団申告、米産直を実践し、県連結成の基盤の一つとなりました▼小林さんは「1坪でも2坪でも農地を耕してください。耕しただけは押し返すことになります」と呼びかけています。農民連を知ることができる『足跡』です。 (よ)
(新聞「農民」2024.2.19付)
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[2024年2月]
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