農のこころ丸山美沙夫
味噌蔵のふつふつ寝息寒波来る 大菅 清美 俳誌『俳句人』から。味噌作りは大豆を蒸し、練り潰して、味噌玉にして乾燥させた後、刻んで米・麦と塩・麹を混ぜ、桶に詰め込んで発酵させる。農家では主に自家製で小部屋の味噌蔵を置き発酵させる。年間通して味噌汁や料理に欠かせない食材だ。味噌蔵で発酵する様子を、「寝息」と、捉えた作者の愛着が伝わる。
(新聞「農民」2024.2.12付)
|
[2024年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2024, 農民運動全国連合会