税金勉強会始まる
農家の要求は多様
大阪農民連
2024年農民連の春の大運動が始まりました。大阪農民連が1月26日に富田林市で開催した「税金なんでも勉強会」には、会員外の方が4人と会員1人が訪れました。
非農家で富田林のFさんは、3年前から近所の畑を借りて、年間20種類の野菜を生産しています。まだまだ技術が未熟でもっと上手にモノづくりをしたいし、できたら生産したものを販売したいと相談に訪れました。産直センターでは、畑の先生を紹介し、とりあえずマルシェの出荷を提案しました。
羽曳野市のOさんは夫婦で親元の農業を継ぎたいと夫婦で参加しました。対応した中西顕治事務局長は、まずは親の農業経営を基礎にそれなりの営農計画を立てて、行政に相談していくことを勧めました。
無農薬で米作りをしているが販路を探したいと河南町のNさん。「農民連での販路開拓に期待します」とこれから情報交換をすることになりました。
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ともに学び合う大阪産直センターの大坊幸さん(右) |
販路探しや就農悩みに耳を傾け
参加した会員のAさんは、インボイスの対応がわからないと悩みを持ってきました。インボイス(適格請求書)は、販売先から求められていなければ必要ないとの返答に「よかったです」。
モノづくり、販路探し、税金や就農など農家の要望や悩みは多様です。知り合いの農家に声をかけて、農民連の活動にお誘いしましょう。
(税金対策部 竹島茂直)
(新聞「農民」2024.2.12付)
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