農のこころ丸山美沙夫
真二に白菜の芯力み立つ 米山 年子 俳誌『みすゞ』から。白菜は冬野菜の中でも代表的なもの。包丁で真二にされると、白菜一個の内面から溢れ出るみずみずしさ。見事に生育した断面に目が向く。葉一枚一枚をきりりと巻き込んでいる。生産農家にとっては、白菜の見事な出来映えから得た、「芯力み立つ」の感動表現に。今宵も家族の食卓に欠かせない。
(新聞「農民」2024.1.29付)
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[2024年1月]
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