輪島・七尾へ
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陥没した道路に車も巻き込まれていました |
お昼になり、道の駅に立ち寄りましたが、戸は閉まったままで中に入れず、やむなく外のベンチで持ってきたおにぎりを食べました。七尾を過ぎて国道249号で石川県穴水町に向かい、道路中央が割れているところが多く、被害は一段とひどくなりました。JR七尾線は線路が傷んで、途中で列車が停車したままになっていました。
車はノロノロ運転で何とか穴水に午後2時に到着。町役場の前の駐車場で休憩し、役場のトイレを利用しようしましたが水が流れず使用禁止。役場前で青年にルートを尋ね、能登空港を避け県道1号を通る方法で車を進めました。
3度ほど土砂崩れや、家の倒壊で引き返しましたが、三井を過ぎてようやく輪島市街地に入りました。輪島の街並みは崩壊状態で、午後5時前に、民医連輪島診療所に到着しました。山本悟所長に支援物資をお渡しし、状況を聞かせていただきました。水と食料品がなくて困っているということでした。
5時半に帰途につきましたが、帰り道は渋滞が続き2時間で10キロメートルしか進まず、七尾についたのは午前0時。帰宅したのは翌日2時でした。
6日、氷見市からの要請を受け、ペットボトル、レトルトカレー、牛乳を届けました。引き続き石川県連からの要請を受け、2リットルのペットボトルの水300本を七尾の農民連のセンターに運びました。
ペットボトル300本を届けました(6日、七尾市) |
9日現在、孤立状態は少なくとも22地区3100人と報道されています。政府の初動の対応遅れは深刻です。今後、農業への被害も明らかになってきます。春の作付けに間に合うように実態を集めて対策をとらせたい。
「農民の苦労あるところに農民連あり」。能登半島地震の災害を克服するために支援の輪を広げましょう。
第35回農民連女性部総会 |
▼日時 2月4日(日)午前11時〜午後4時
▼講演 長谷川敏郎さん(農民連会長)
「食料自給率向上を政府の義務に〜安全・安心な食料、希望のもてる農業の再生を〜」(仮題)
▼会場 ZOOMによるオンライン開催
▼参加資料代 1000円
▼参加申し込み 都道府県の農民連へ
(1月30日しめ切り)
▼問い合わせ 農民連本部女性部事務局
電話 03(5966)2224
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[2024年1月]
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