権力の私物化許さない
19日行動に市民1000人が集結
2023年最後の19日行動が12月19日、国会前で開かれました。主催者発表で1000人の市民が集まりました。主催は、総がかり実行委員会、9条改憲NO!全国市民アクション。
主催者あいさつをした9条壊すな!実行委員会の高田健さんは「権力の私物化が極限に達している。安保3文書、敵基地攻撃能力の保有を認め、軍事費倍増の準備をしている内閣・自民党が、その裏側で何をしていたのかが大問題になっている。これは私たち主権者の問題でもある。様々な共同でこの政権を変えよう」と訴えました。
この日はパレスチナにルーツを持つ人々も駆けつけ、窮状を訴えました。ガザ出身のアイーダさんは、イスラエルのガザ侵攻により目の前で母親が殺され、父親も仕事からの帰宅時に殺され、6歳で孤児になった少女のことを紹介。「この子どもが、この悪夢に値する何をやったというのか。これが今起きている現実。これはハマスとイスラエルの戦争ではない。市民と人間性そのものに対する戦争です」と訴えました。参加者全員で「パレスチナを開放せよ」「大量虐殺を終わらせろ」とコールしました。
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スピーチするアイーダさん |
政党からは立憲民主、共産、社民党の国会議員があいさつし、沖縄の風からのメッセージが代読されました。
(新聞「農民」2024.1.15付)
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