消費税施行35年
消費税廃止各界連が
宣伝とデモ
消費税法施行から35年を迎える12月24日に向けて消費税廃止各界連絡会は怒りの全国いっせい宣伝週間を提起。24日には東京・新宿駅前の宣伝とデモ行進に取り組みました。
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新宿駅周辺を行進して沿道にアピール |
インボイス(適格請求書)制度を考えるフリーランスの会(STOP! インボイス)の小泉なつみさんや元静岡大学教授の湖東京至税理士も参加。
小泉さんは「世界でも多くの国が付加価値税の減税をしている。なぜ日本ではできないのか。『決まったことだから変えられない』という与党議員は政治家失格だ」と批判。「自分が一歩前に踏み出せたのは、ここにいるみなさんが消費税に反対し続けていたから。一緒に怒りを声にしていこう」と呼びかけました。
湖東税理士は「不公平で何の役にも立たないのがインボイス制度。制度がある限り中小零細企業は苦労するし、将来の消費税大増税の布石だ。今すぐなくそう」と訴えました。
農民連からも藤原麻子事務局長がマイクを握りました。「22年はエンゲル係数が過去最高で生活がひっ迫している。生産現場も資材高騰でひっ迫している。そこにインボイスで負担増と分断が持ち込まれている。生産者も消費者も苦しめているのは消費税とインボイス。一緒にデモで訴えよう」と呼びかけました。
宣伝後は新宿駅周辺をデモ行進。消費税減税やインボイス廃止を沿道に訴えました。
(新聞「農民」2024.1.15付)
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