「農民」記事データベース20240115-1584-02

緊急院内集会

「自民党政治を終わらせよう」

関連/長野県栄村と北海道標茶町で自給率向上を
   政府の義務とする陳情書と意見書を採択!


笹渡副会長が発言
「食料・農業危機にも無策」

 「自民党政治を終わらせよう 金権腐敗・裏金疑惑徹底追及 企業団体献金禁止法の実現を!」――自民党の裏金疑惑を受けて、国会内で緊急院内集会(日本共産党国会議員団主催、全国革新懇協賛)が12月27日に開催され、急きょの呼びかけにもかかわらず400人以上が参加しました。

 日本共産党の小池晃書記局長が基調報告し、今回の裏金疑惑について「自民党全体がかかわる、きわめて重大な金権腐敗事件であり、かつてない悪質性がある」と指摘。国会が国政調査権の行使や証人喚問も行い、真相を徹底解明すべきだと訴えました。

 自由法曹団など各団体が発言。農民連の笹渡義夫副会長は、飼料高騰に苦しむ酪農家の声や、昨年度のミニマム・アクセス輸入米の赤字が過去最大の674億円、この27年間では6351億円にも達することなどに触れながら、岸田政権が金権腐敗の裏で食料・農業危機には無策なことを指摘。「農村では自民党への怒りが急激に高まっている。市民と野党の共闘を発展させ、2024年を自民党政治を変える年にしよう」と訴えました。

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発言する笹渡副会長


長野県栄村と北海道標茶町で
自給率向上を政府の義務とする
陳情書と意見書を採択!

 長野県栄村農民組合は、12月村議会に「自給率向上を政府の義務とする」陳情書を提出し、全会一致で採択されました。

 北海道標茶町でも12月、自給率向上を政府の義務とする意見書が採択されました。

(新聞「農民」2024.1.15付)
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2024年1月

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