国民大運動実行委
財務大臣要請
農民連・笹渡副会長
「飼肥料の高騰対策を」
「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動実行委員会は12月14日、財務省に鈴木俊一財務大臣を訪ね、2024年度政府予算について要請を行いました。
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鈴木財務相(左から3人目)に要請しました |
全労連、全商連、民医連、新婦人などとともに、農民連からは笹渡義夫副会長が参加。軍事費2倍化をやめ、暮らし、営業、雇用など国民生活優先の予算にすることや、消費税減税、インボイス制度の廃止などについて各団体が要請しました。
笹渡副会長は、国民の食料の安定確保が懸念されるなか、生産資材の高騰で農業経営が脅かされていることを農水省の農業経営統計調査を示して紹介。飼料、肥料等の高騰対策の拡充を強く要請しました。
鈴木大臣は、「政策的に違う部分もあるが、物価高騰に苦しむ国民の生活を守る点では同じだ。みなさんの要望を各部署に伝えたい」と応じました。
日本共産党の小池晃参院議員、田村貴昭衆院議員が同席しました。
(新聞「農民」2024.1.1付)
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