農民連税対部
オンライン緊急決起集会を開催
記帳会学習会を早急に開こう
農民連税金対策部は12月13日、「春の大運動に向けたオンライン緊急決起集会」を開催しました。
インボイス(適格請求書)制度実施が強行されてから、初めての税金申告が近づいているもとでの税金対策、仲間ふやしについて交流しました。
来住誠太郎税対部長は「今日の呼びかけで皆さんに訴えたいのは、記帳会や学習会を県連・単組・班などの各単位で早急に取り組んでいこう、ということです」と発言。インボイスをはじめ、農業をめぐる情勢が本当に厳しくなっている中で、多くの農民が不安を感じながら営農を続けていると来住さんは説明。「農民の身近で切実な声を聞くことが私たちの情報にもなり、それに対応することで『農民連はしっかりやってくれる』という信頼を得て、仲間づくりにもつながる」と呼びかけました。
各地からの発言では千葉県農民連の森吉秀樹事務局長が「会員と協力し、今回の春の大運動を乗り越えることが、仲間を増やし、今後の地域の農業を守ることにつながる、という意識で臨みたい」と語りました。茨城県・県西農民センターの久保幸子さんは「源泉所得税の計算やインボイス対応へ事務局体制を整える」と発言。宮崎県・都北農民組合の佐藤奈都美さんは「私たち専従者も年明けからの申告時期に不安を感じる。繰り返し学んだことを会員に伝えていきたい」と述べました。
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発言した(左上から時計回りに)来住さん、佐藤さん、森吉さん、久保さん |
来住さんは「一歩を踏み出せば経験や活動の楽しさが実感できる。春の大運動に向けた組織づくりをともにがんばろう」と述べて締めくくりました。
(新聞「農民」2024.1.1付)
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