消費税廃止各界連
消費税引き下げ・インボイス廃止
署名3万人分を提出
消費税廃止各界連絡会は11月29日、「消費税を5%以下へ引き下げること」と「インボイス制度を廃止すること」を求める請願署名2万9865人分を国会に提出しました。農民連から藤原麻子事務局長が参加しました。
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署名を提出する藤原事務局長(左)ら |
活動交流会開く
その後開催された活動交流会では「インボイス実施中止を求める請願は39自治体で採択された」(北海道)、「インボイス問題の深刻さが伝わるように、10月1日はインボイス制度導入反対のデモを行い100人が参加」(京都)、「宣伝でシール投票を行うと対話になります」(福岡)など工夫を凝らした各地の活動が報告されました。
中央各界連事務局長の中山眞さんは、「実施1カ月でインボイスは『害悪でしかない』ことが鮮明になっています。公正取引委員会が22年1月から23年9月末までに約3千件の相談に対応。しかし、独占禁止法違反の恐れがあるとして『注意』したのは36件。インボイスが実施された10月は4件だけです。財務省・国税庁、公取委がインボイスの害悪を是正できないのであれば、廃止するしかありません」と述べました。
さらに「岸田政権が打ち出した所得税減税は1回限り。減税の後は軍拡・大増税、社会保障の改悪だと国民は見抜いています」と指摘。「学習を強め、署名・宣伝を展開し、地方議会に『消費税減税・インボイス廃止を求める意見書を政府に送るよう求める』請願・陳情をだしていきましょう。インボイス制度の問題や消費税の減税を求める声を集めよう」と行動提起しました。
中央各界連では、12月18日から24日を怒りの全国一斉宣伝週間とし、12月24日(日)には、東京・新宿駅東口アルタ前で宣伝・デモ行進を行います。各地で怒りの声をあげましょう。
(新聞「農民」2023.12.11付)
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