「農民」記事データベース20231211-1581-06

農のこころ

丸山美沙夫


 農寂ぶる田に風ぬけて十二月

           飯島 富子

 俳誌『みすゞ』から。稲作りも収穫を終えて、いよいよ十二月となった。とにかく農にとってひとまず主な農作物の収穫期を仕舞う時。収穫が平年作になれば嬉しく安堵する。しかし、中小農家での米づくりは大変である。このまま維持管理できるか不安もある。だが、米作りと美しい環境を失わせてはならない思いが。

(新聞「農民」2023.12.11付)
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2023年12月

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