旬の味
自然災害、止まらぬ戦争、基地問題、そして極端になってきた気候で、米、野菜、果物も努力が報われません。わが家も米、大豆の品質、収量ともに厳しい秋となりました▼がっくりしていると、長年お付き合いいただいている皆さんから「応援しています。がんばってください」とねぎらいの言葉をかけていただき本当にありがたいことでした▼お付き合いいただいているある方から、耕作放棄地を耕して収穫された丹波の黒豆が届きました。“百姓の来年”という言葉がありますが、元気がわいてきます▼新婦人の皆さんとのみそ仕込みやジャガイモの種まき、収穫作業も元気の源です。先日も春に仕込んだみその袋詰めを農民連女性部で行いました▼そのような交流に水を差す農政の動きの新聞記事が掲載されていました。財務省が農業予算のさらなる抑制を求め、親元就農や零細自営農家ではなく法人経営の増加や規模拡大が重要との方針を財政審に提出したと。今まで進んでいた家族農業に逆行する農政が露骨に…。 (蛙)
(新聞「農民」2023.12.4付)
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[2023年12月]
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