『税金対策の手引き』
『記帳簿』
できました
消費税対応を強化
農業の経営と暮らしを守る
2024年3月申告用の『税金対策の手引き』『農業収入・支出記帳簿』ができあがりました。
今年10月から消費税のインボイス制度導入が強行されました。農家の9割を占める免税事業者から免税の権利をむしり取り、資材価格の高騰による経営危機に追い打ちをかける暴挙です。
また、税理士法・所得税法の「改正」によって、税金対策運動に対する弾圧の恐れも強まっています。記帳によって自身の経営の内容を正確につかむとともに、仲間同士で学びあって「自主計算・自主申告」で正しく節税することが、いよいよ切実な情勢になっています。
新しい『手引き』は、消費税の申告についての解説を大幅に増やし、複雑な計算方法を、例題を参考にしながら理解できるようにしました。また『記帳簿』も、税額の計算に用いる表を新たに加えるなど、消費税への対応を強化しています。
従来から活用している会員はもちろん、あらたにインボイス登録をして初めての消費税申告に不安を感じている会員にも大いに活用を進めましょう。また、対応に困っている農家のみなさんにもひろく紹介して、この機会に新しい仲間になってもらいましょう。
仲間を増やし、インボイス制度廃止、重税反対の運動をひろげ、農家の経営と暮らしを守りましょう。
農民連会員限定の非売品です。ご希望の方はお近くの単組、または都道府県農民連までお問い合わせください。
(新聞「農民」2023.11.27付)
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