国民大運動実行委など国会前行動
戦争国家づくり許さず
衆議院第2議員会館前で11月8日、国民大運動実行委員会など3団体共催の国会前定例行動が行われ、150人(主催者発表)が参加しました。
農民連の笹渡義夫副会長が主催者あいさつし、冒頭で、パレスチナのガザの即時停戦を求めるとともに、人道的停戦を求める国連決議に棄権した日本政府の姿勢を厳しく批判。さらに「今国会の焦点は物価高に苦しむ国民生活に、政治がどう責任を取るのかが問われている。わずかな減税の先に、大軍拡増税が控えている。国民は岸田政権の選挙目当てを見抜いている。各分野のたたかいを前進させ、岸田政権を追いこんでいこう」と呼びかけました。
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主催者あいさつする笹渡副会長 |
日本平和委員会の千坂純事務局長は、「いよいよ日本全土が戦場になると想定した軍事訓練が、全国の基地で行われようとしている。原発がミサイル攻撃されることまで想定した防護訓練をやるという。日本全体が放射能に汚染されてもなお戦争を続けようとしているところに、岸田政権の真の姿が表れている。こんなことに43兆円もの税金を注ぎ込んでいいのか」と述べ、「許さずに反対していこう」と訴えました。
(新聞「農民」2023.11.27付)
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