「農民」記事データベース20231120-1578-16

棚田でにぎやかに収穫

奈良　明日香村

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「やっぱり景色がいい！」

澄みきった青空の下
大人も子供も稲刈り

　奈良県明日香村の佐藤佐知さんから今年の稲刈りを無事に終えたという知らせが届きました。

　細川集落に広がる棚田の風景を守るために、家族や地域の皆さんと取り組む米づくり。2年目の今年も預かった17枚の棚田で無農薬のお米が元気に育ちました。

　稲刈り作業は10月19日から22日で行い、260人が参加。澄みきった青空のもと、おとなも子どもも皆で稲刈り、はざかけをしました。

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快晴の空の下で細川の魅力を体いっぱいに感じました

一緒に作業して食べるご飯おいしい

　「初参加の方も、そうじゃない方も、ここから見える景色がとってもいい、と言ってくれます」と話す佐藤さん。大阪の都心部からの参加者が多い中で、「皆で農作業をして一緒に食べるご飯がおいしい！」という声も多いとのこと。

　皆さんと集まるのが楽しみです

　家族で参加した、あるお母さんは田んぼでイキイキと動きまわる息子さんを見て「近所の公園で見せる姿と違ってビックリ。こんなふうにコミュニケーションとれるなんて！」と驚いていたそうです。幼稚園のクラス参加や、アフリカの打楽器ジャンベの演奏もあり、棚田はにぎやかな4日間となりました。

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じょうずに刈れたね！

　11月は脱穀とすすきづくり、餅つきとしめ縄リースづくりのイベントを予定しており「また皆さんと集まるのが楽しみです」と笑顔の佐藤さんでした。

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三重県大台町　成田千恵子

（新聞「農民」2023.11.20付）
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［2023年11月］

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