つなごう　憲法をいかす未来へ

総がかり行動「11・3憲法大行動」に4000人

岸田政権は退陣！

「岸田政権は退陣！」と声をあげる参加者

　主催者あいさつをした総がかり行動実行委員会の藤本泰成共同代表は、パレスチナ問題について「憎悪と報復の連鎖を止める努力をしなければならない」と強調。「平和憲法が内実を伴っているものになっているのか。平和の基盤ができているのか。考えて行動しよう」と呼びかけました。

　メインスピーチとして2人が発言。恵泉女学園大学の齊藤小百合教授は、「家父長的価値観、力や武力、暴力で他者を支配するという政治は憲法が大事にしていることの対極にある」と批判しました。

　日本体育大学の清水雅彦教授は「敵基地攻撃能力を保有した自衛隊は、敵地・相手国を全面攻撃することになる危険性がある。憲法9条は無力ではない」と強調しました。

　命と平和を守れ
　3人がトーク　

　福島から「避難の権利」を求める全国避難者の会の大賀あや子さんが、「東電は、事故原因究明は先延ばしし、今までも透明性高く情報発信すると言ってきたがそれがみられない」と指摘しました。

　全国保険医団体連合会の住江憲勇会長は、「政府は、国民皆保険制度の根拠となる健康保険証を廃止しようとしている。マイナ保険証の資格確認ではトラブルが頻発。解決するには保険証を存続させるしかない」と強調しました。