農のこころ丸山美沙夫
〓田(ひつじだ)や誰(た)を待つ里の寸青き 丸山美沙夫 稲刈りが済んだ田んぼに、しばらくすると切株から新芽が出てくる。今年は暑い日々が続き、芽が青々と育ちはじめた。これを「〓田・〓穂」と言い、温暖の地方では二十センチほど伸びて、小さな二番稲穂にも育つ。刈田跡の晩秋の景は美しい。かつて子供等も賑やかに駆け回り遊んだ。誰か子ら連れ来て見よこの里へ。
※〓は「禾(のぎへん)」に「魯」 (新聞「農民」2023.11.13付)
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[2023年11月]
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