消費税廃止各界連が全国一斉宣伝
インボイス廃止と
消費税減税訴える
=東京・新宿駅で宣伝行動=
10月1日のインボイス(適格請求書)制度実施強行を受け、消費税廃止各界連絡会(各界連)は10月24日に全国一斉行動を展開しました。
東京・新宿駅南口では5団体22人で街頭宣伝。インボイス制度廃止と消費税減税を求める請願署名を呼びかけました。
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多くの人が減税に賛成の声を寄せました |
農民連からは青年部の渡辺信嗣事務局長がマイクを握りました。振込手数料や送料の扱いが複雑化するなど、事務負担が増大する実態を指摘。「地方では農家だけではなく、多くの中小事業者が困っている。税負担と事務負担が増えれば、営農の意欲を奪い、国民の食料供給が危うくなる。インボイスは廃止しかない」と訴え、署名の協力を呼びかけました。
埼玉県川口市で夫と有限会社を営む81歳の女性は「38歳で脱サラし、40年以上事業をしてきた。インボイスのネット手続きなんかできないし、説明会に行ってもよくわからない。コロナ禍で売り上げが減って、みな事業をやめている。会計事務所に頼むにもお金がかかるし、今までのやり方で何も問題はないのに、なぜこんなことをするのか」と署名に応じ、「宣伝はいい取り組みだと思う。正々堂々と訴えてがんばってください」とエールを送りました。
(新聞「農民」2023.11.13付)
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