旬の味
ブルーベリー観光農園の夏が終わり、ほっとする間もなく収穫と植え付けの秋が四国・徳島にも到来しています▼秋の収穫の筆頭はお米です。阿讃山脈の山すそに位置する私たちの地域は田の面積は小さいです。それで、高価なコンバイン・乾燥機・籾摺(もみす)り機、それらを入れる倉庫などを自前で持つ代わりに利用できる共同組織があります▼世話人をしている私は組織全体の稲刈りが9月中に終わり、ほっとしています。高齢化で各家の稲作りの存続に不安はあるものの、支え合う地域の組織があることは有難いです▼共同作業所は秋祭りの獅子舞の練習所でもあるのですがコロナ禍で中止になって、今年も4年目のお休みです。来年の良い米づくり、獅子舞の復活に期待▼さて、新米を楽しんでらっしゃいますか?日本の食料自給率を上げようと思ったら、一番早い解決策はお米をもっと食べることだそうです。お米を食べて、農家を支えてほしいです。栗、柿の収穫、ブロッコリーの植え付けを続けている秋です。 (五)
(新聞「農民」2023.11.6付)
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[2023年11月]
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