「農民」記事データベース20231106-1576-09

JCPサポーターまつり

自給率・気候危機・平和、対話弾む


農民連ブース産直マルシェ
新米、原木マイタケ、栗、旬の野菜、
おかきなど販売

 10月22日、東京都港区の公園で、日本共産党を応援する人たちや市民が交流をする「JCPサポーターまつり2023」が開催されました。

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大好評だった農民連ブース

 会場には多くの人が訪れ、各ブースでは国会議員や地方議員と市民が一緒になって、政治のことや原発の問題など様々な題材を双方向で話し合いました。全国各地から集まったサポーターによる多彩なオリジナルグッズの販売やキッチンカーも出され、メインステージでは盆踊りやトークライブなどが催されました。

 農民連にも出店要請があり、ふるさとネットワークは産直マルシェを出店。全国連は「食料自給率向上を政府の義務にすることを求める」署名活動やパンフレットの販売を行い、農民連食品分析センターは子どもたちを対象に「つくってみよう!オレンジジュース〜食品添加物って何?〜」の実演を行いました。

 産直マルシェでは、新米に野菜、果物、ジャムやおかきなどの加工品を販売。新潟県十日町市・相澤堅さんの原木栽培マイタケや茨城県阿見町・横田収一さんの栗、福島県福島市・ささき牧場カフェの牛乳を使ったお菓子などなど、あっという間に売り切れました。

 埼玉県さいたま市見沼の米・野菜・養鶏農家の浅子紀子さんも自慢の農産物を販売し、お客さんの「農薬を使わずに上手に育てるコツは?」に対話を弾ませました。

自給率署名に反響続々

 気候危機と農業座談会にも熱気

 浅子さんは「食と農、気候危機を考えよう」という企画にも出演。神奈川県小田原市でソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)を展開する「かなごてファーム」代表の小山田大和さんと、共産党の小池晃参院議員との座談会を行いました。「ここ数年の暑さは異常で農作物への影響は大きいが、今年は特に厳しかった」と浅子さん。小山田さんが「本当に大変でした。朝4時すぎから8時くらいまでしか農作業できない。暑さで草がどんどん生えるのに」と応じ、小池さんが「気候危機、農業、エネルギー、全て政治の責任です」と応えました。

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座談会でトークする(右から)浅子さん、小山田さん、小池さん

 農民連ブースでは署名・パンフ販売コーナーでも対話が弾み、「日本の食料自給率ってそんなに低いんですか!種とかを含めたら10%?」「農業を大事にして、自給率を高めることが平和につながるんですね」などの声も。署名は257人分集まり、「知り合いに広げる」と署名用紙を数枚まとめて持って帰る人もいました。

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署名コーナーも盛況で、分析サポーター呼びかけもしました

(新聞「農民」2023.11.6付)
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2023年11月

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